自分で運転する生活を始めよう
車社会の問題性や高齢者による運転の事故など、便利なだけではない自動車ですが、やはり機動性を考えるとマイカーは便利ですし、一家に一台は欲しいと思うことは無理なからぬことです。
普段は電車やバスなど公共交通機関の発達した便利なところに住んでいる人ならば、必要な時に必要な要件に応じた車をレンタカーで借りるという方法もありますが、たとえば夜中や未明に急に赤ちゃんや子供が熱を出したりして具合が悪くなったときに、自家用車があればすぐに近くの救急病院へ連れて行くことできます。公共交通機関には始発や終電、終バスがありますし、タクシーや呼んですぐに来てくれるとは限りませんし、急病であれば、病院と自宅とを何回も往復する必要があるかもしれませんから、タクシーではいろいろと手間や面倒がかかります。運転免許そのものは普通自動車の免許が十八歳から、原付免許、普通二輪免許は十六歳から取得資格がありますので、高校生になったら原付やバイクの免許を取る少年は多いでしょう。
とりあえず原付かバイクがあれば、少し遠い学校へも通学できますし、働いている場合であれば職場へ通勤に利用することもできます。普通免許は十八歳からですので、大学生になったらすぐに取得する人もかなり多いかもしれません。都市部の一部の大学を除いて、地域によっては車で通学しなければ大学生活はなかなか困難であることも珍しくありません。大学の敷地内の寮に入れればいいですが、完全寮制でない限りは、すべての学生を収容できるケースは稀でしょう。自家用車があれば通学の問題も解決できますし、実家家から通うことができれば、部屋を借りる費用、光熱費や食費など、家庭を二分する手間と費用を節約できます。もちろん自家用車やバイクの購入費用は発生してしまいますし、ガソリン代や、あらたに駐輪所や駐車場を借りるとなるとその賃貸費用も発生しますが、長い目で見れば自分の足を持つことの利便性が上回るはずです。いざ憧れの自家用車、もしくはバイクの入手を目指して奮起してみましょう。
選択肢はいくつかあります。初めて自分で買う大きな買い物として新車を購入するのも良いでしょう。あるいは運転そのものも初心者ですから、中古車で妥協するという選択肢もあります。また家族が所有している車を共有させてもらうという選択肢も場合によっては考えられるでしょう。いずれにしても自分で運転する生活の始まりです。
新車、中古車どっちがお得?
自分で毎日乗る車を購入するならば、気に入った車種を選んで買いたいものです。しかし靴やカバンを買うのとはわけが違います。購入単価が最低でも数十万円かかり、高級車であれば何百万円もかかります。
新車を購入して一年ほどですぐに下取りに出して高値で買い取ってもらって、その下取り価格を元手にして次の車に買い替える人も少なくありませんが、多くの場合には一度車を購入したら十年ほどは同じ車に乗り続けることになるでしょう。購入価格ばかりを意識して安い車を買ってしまうと、一年二年経ったときに、やっぱりここが不便だなと不満や物足りなさを感じてしまうかもしれません。どれだけ注意して事前に下調べをして購入したとしても、完全に不満のない買い物ができるかといえばそうとも言い切れませんが、やはり自分で十分に吟味した上での買い物であれば、諦めもつきますし、次の車を購入するときに失敗したにための大事な経験にもなります。
マイカーを購入する際には、大きく分けて二通りに分かれます。新車か中古車かです。新車はもちろん新品ですから値段は高めであることが一般的で、中古車は新車に比べると安いのが通常ですが、中古車は新車以上にぴんからきりまであります。また車種によっては中古車でも新車よりも高い車があります。その辺りは自分の乗りたい車を絞り込んだときに、値段の相場を調べてみるとよいでしょう。新車と中古車であれば、どちらの方がマイカーとしてお得なのかは、一概には言えません。新車の魅力はなんといっても誰も乗っていない、自分が初めての持ち主となる新品の状態の車です。誰かのお古ではない新車をマイカーにすることは気持ちがいいですし、嬉しいものでしょう。装備も最新のものを搭載していますので、とにかく新しい物が好きな方には新車がおすすめです。中古車の良さはやはりなんといっても値段でしょう。中古車販売店によって同じ型式の同じ車種でも販売価格が少しずつ異なりますから、徹底的にリサーチして自分の好みに合う車を探し出すという別の楽しみ方もできます。
中古ではありますが売りに出す前に整備はされていますので運転に不具合はありません。装備は多少古いことがありますが、最低限の性能さえあればよいという方にはおすすめです。交渉次第では値引きに応じてくれるケースもあるようです。新車も中古車もそれぞれに利点がありますのでどちらを選ぶかはその人次第です。
いまどきの人気の車種
洋服やカバンに流行があるように、自動車業界にも流行や人気があります。その時の時代の風潮を受けて人気の傾向は刻々と変わっていくのは、中古車業界も同じです。
以前に人気の高かった車種はセダンやスポーツ系の車でした。昨今ではそれらに変わって、燃費の良い小型自動車やミニバンの人気が非常に高くなってきています。日本の中古車市場は実店舗やネット会場など多岐に渡ります。比較的質の良い中古車が揃っているということで、海外からの関心も高まりつつあります。日本車であればトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱などの車メーカーがありますが、それぞれのメーカーが製造している車種ごとに人気のあるなしが変わってきます。たとえばトヨタであればハイブリット車であるプリウス、ホンダであればインサイトの人気が非常に高くなっているようです。ハイブリット車は燃費が良いほか、現行制度では減税措置が受けられることが人気の理由の一つになっているかもしれません。
日産であればミニバンのセレナも人気が高い車種です。人気モデルであれば、中古車でも販売価格がなかなかに高いものです。たとえ古いモデルでもあまり古臭く感じないところがセレナの魅力の一つです。走りやすく乗り降りもしやすく、燃費もよいので人気があるのも頷けます。原油高に強い燃費の良い小型車としては、ホンダのフィットの人気もなかなかです。コンパクトカーとしてはマツダのデミオも人気です。デザインや乗り心地や足回りなど、いずれも定評があります。燃費もなかなか良い車種です。同じくコンパクトカーでは日産のマーチも人気が続いています。どこか可愛らしさを感じるデザインは女性受けがよく、一家族に二台目の車として主婦がマーチを選ぶことも少なくありません。長距離のドライブにはあまり向いてはいませんが、その分足回りは良いので、買い物や駅までの送り迎えなどに利用するには適していることが主婦層の支持を得ている理由の一つかもしれません。
女性人気といえば最近のホンダのステップワゴンもフォルムが愛らしさを感じるデザインになっており、女性受けが良くなっているようです。チャイルドシートをつけてもまだ余裕のある室内空間も好感が持てます。対して実用性を追求してデザインはシンプルでドライバー層を選ぶことなく人気があるのはトヨタのカローラでしょう。誰にでも使いやすく中古車も多く出回っています。
荷物が載せやすい車なら
マイカーを購入しよう、と思い立つ理由は個人それぞれ、各家庭それぞれでしょう。車の使い道はいろいろあります。しかし買い物や家族全員で旅行に行くときに使うのであれば、できるだけたくさん荷物を詰め込むことができる車の方が、より便利でしょう。
収納がしやすいかどうかも大事なポイントです。荷物をたくさん積むためには荷室は広ければ広い方がいいのは道理です。車自体が大きければ、比例して荷室も広く大きくなります。しかし大きな車は駐車スペースに困りますし、スーパーマーケットなどの混んでいて、一台当たりのスペースが狭い駐車賞などでは少し不便です。従って、コンパクトカーで荷室の広い車種が最近、中古車でも非常に人気があるのです。歳を感じ始めた夫婦二人だけで、一週間に一度、まとめて食材を買い出しに行くときに乗るなら、運転しやすいコンパクトカーの方が安心です。国産車でおすすめのコンパクトカーはいくつかありますが、人気が高い車種は中古車業界でもたくさん並んでいます。
コンパクトカーの共通している良いところは、小型でスパートでありながら、荷室は広々としており、荷物の出し入れもしやすく、使い勝手や良いと言われている点です。また新型でハイブリットの車になると、燃費が非常に良くなっていて、エコにも貢献できるという優れものです。また人気があるため、どのメーカーでも互いをライバルとしてしのぎを削って開発に力をいれているので、購入する側からは選択肢が増えて選び甲斐もあります。一貫して言えることは、どの車種も長距離走行にはあまり向かないということで、その分、小回りの良さと外見に似合わぬ収容力の高さが魅力となっています。少しずつ差も出しており、足回りをしっかりさせて、乗り心地も改善されており、燃費も良くなっているコンパクトカーがある一方で、愛らしい印象を与えるデザインが女性受けして、その上収納力も高く、子供を連れて買い物に行ってたくさんの食料品や日常品を買い込む家族層からの支持が高い車種があります。
収納力が高いことに加えて、荷物の出し入れがしやすいことも、これらの同タイプのコンパクトカーには求められる条件です。後部シートがスライド式で移動できる場合には、操作が楽に簡単に行えることも気になるところです。
中古車に乗ろう!
新しく整備された道路では何の苦労も感じない普段の走行が、狭い一車線の路上では四苦八苦したという経験はあるでしょうか。日本は土地も狭く、アメリカやヨーロッパに比べると車が通る道路がひどく狭い地域が全国に残っています。ですから日本では小回りの利く車というのが、大変便利なのです。
狭い道路に限らず、狭い駐車場に車を止める場合にも小回りが利くかどうかは、おおいに影響します。そもそも「小回りが利く」とはどういうことでしょうか。小回りとは最少回転半径のことを指します。ステアリングをめいっぱいに切って旋回し、外側前輪の設置面の中心が描く半径が最少回転半径です。この数値が小さいほど、小回りが利くということになります。軽自動車の場合は車体の大きさそのものにあまり大きな差はないため、最小回転半径にも大きな差は生じません。普通車と軽自動車のどちらにも小回りの利く車という考え方は存在しています。
人気のある小回りの利く軽自動車や、コンパクトカーは中古車業界だけではなく、新車でも人気が高いのが昨今の風潮です。小型のセダンでも小回りの利く車はたくさんあります。また日本の道路事情を考慮して外車でも小回りの利く車を開発販売しています。日本車だけではなく外車でも小回りの利く車種として評価されているモデルがあるようですので、外車にこだわって車を買いたい人にはおすすめかもしれません。中大型車でもそのクラスの車として小回りの利く車種はあります。実際の最少回転半径の数値は小型車やコンパクトカーや、軽自動車の数値と比べると見劣りがしますが、同じクラスの車と比較すると小回りが利く車種ということになります。小回りの利く車はUターンするときにも便利ですし、ハンドルさばきがしやすいのが魅力あるところです。
今現在はコンパクトな小型の車種が中古車業界でも人気ですので、小回りが利く車も国産、外国産を問わず複数のメーカーからたくさん出ています。家族で普段の雑用に近所を走るのに使う二台目の車として中古車を考えている、あるいは、歳を取ってきてこれまでの大きな車の運転はつらくなってきたけれど車は必要だという方には、とくに小回りの利く車は便利が良いでしょう。実際に試乗させてもらって納得のいく小回りを見せてくれる車を是非とも選んでください。
山にも行きたい活動的な人は
駅までの家族の送り迎えや、近所のスーパーマーケットまでの日常の買い物、通勤や通学のために自分で運転することもあれば、高速道路に乗って家族そろって遠出をするときにも利用するのがマイカーです。
燃費がいいとか、荷室が大きいとか、小回りが利くとか、デザインがカッコいいとか、いろいろな購入ポイントがあって、それらを条件として中古車を選んでいくものですが、中古車業界にある車はそれだけではありません。たとえば山道をぐんぐん登っていってキャンプに行くときや、あまり舗装されていない足場の悪い道路を進みたいときなどは、普通車や小型車や軽自動車よりも、四輪駆動車がおすすめです。中古車の専門雑誌などを見てみてください。4WDという表記がある車が四輪駆動車です。四駆と呼ばれることもあります。形状としてやSUV、ステーションワゴンのタイプがほとんどです。写真を見てもタイヤを含めて、その周辺が見慣れた普通車とは違うとすぐにわかることと思います。4WDは雪道にも強いとされています。四つのタイヤすべてに動力が分配されるのが四駆と呼ばれる所以ですので、滑りやすい道路や地面の上でもタイヤが空回りする率が低く、発進しやすいために雪道に強いと一般的に言われています。
これは通常の車が前輪の二つのタイヤのみ駆動する車と比較した場合の話です。同様にでこぼこで足場の悪い地面の上でも、四駆は普通車に比べて楽に進むことが可能です。販売価格は中古車の場合、三十万円くらいから数百万円のものまで幅広くあります。4WDの軽自動車もありますから軽自動車がよい場合には探してみるとよいでしょう。ただし山道や雪山などを走行したいと考えた場合、四輪駆動車でなければならないことはありません。ちゃんとしたスタッドレスタイヤをつければ、普通車でも山道や雪山を走ることは可能です。山道を安全に走行したいのが目的で車を探すのであれば、エアバックなどの装備がきちんとついているかどうかをまずは確認する方が先決かもしれません。
中古車の場合には、ついている装備によって販売価格が上下しますので、安いからと飛びついたりせずに、欲しいと考えている装備がついているかどうかは確認しておきましょう。
購入する場所と方法はいくつかある
新車を購入するなら各自動車メーカーの販売店を訪れ、ディーラーからいろいろと説明を聞いて試しにハンドルを握らせてもらったりして、欲しい車を決めるでしょう。値段はほぼ定価で、どこの販売店に行っても変わりません。ディーラーの人の感じが良いとか、対応がいいであるとかその程度のサービス面の差異が生じる程度でしょう。
中古車を購入する場合には、どこで買うと良いでしょうか。中古車の購入は、新車の購入とはいろいろと勝手が異なります。まず、車の販売価格に大きな開きがあります。同じメーカーの同じ車種でも、型式が異なっているとまた相場が変わってきます。走行距離が長いか短いかによっても販売価格は変わってきます。その他、カーステレオやカーナビなどの装備がどうであるかも価格に影響を与える要素です。それらを踏まえて中古車販売店をいくつか回って、一番条件が良くて、なおかつ安い価格で購入できる場所を探すと良いかもしれません。値引き交渉をするという方法もありますが、できれば値引き前の販売価格そのものが安い中古車を探したいものです。中古車の情報は専門誌が出ていますので、それらを買ってじっくり目を通すと、現在の中古車市場の動向がわかって、自分の購買計画を立てやすくなります。
中古車販売店を巡って探すほかに、オークションで手に入れる方法もあります。オークションでの中古車の入手はおもに個人主ではなく、中古車販売業者が買い付けにくるものですが、個人客が入札可能な会場もありますので探してみると良いでしょう。必ずしも安く購入できるわけではないのがオークションですから、注意は必要です。インターネットで中古車の情報を入手することもできます。最近はコンピューターやインターネットの技術が進んでいますので、車の写真もきれいなカラー写真で表示されて、拡大することもできるので、パソコンの画面上で確認することができます。車の傷や年月による傷み具合なども写真で見ることができるほか、車の解体図のような平面図の上で凹みのある場所なども知ることができるので便利です。
実際の店舗に車があって、その情報をネットで公開しているケースが多いですので、気に入った車が見つかれば、その店舗に足を運ぶと良いでしょう。中古車を購入する場所や方法はいくつかありますので、手間を惜しまず探してみれば、購入した車にも一層愛着が湧くかもしれません。
中古車を購入するときの準備と注意
マイカーとして選ぶ車の車種を決めるところから車の購入準備が始まります。中古車での購入を考えている場合は、値段の相場が一年の中でも変動しますので、安い時期を選んで購入に踏み切るか、あるいは購入時期を条件にしてその時にもっとも手頃な車を買うかなど変わってきます。
いずれにしても中古車購入を考えている場合は、新車購入の場合よりもさらにたくさんの情報収集をする方が失敗を防ぐことができるでしょう。中古車というのは、すでに一度他人の手に渡っている状態の車です。使用済である以上、見た目には新品同様でもどこかに消耗が発生していたり、傷があったりする可能性はゼロではありませんので、最終的にはすべて自分の目で確認してみることをおすすめします。とはいえ、日本の中古車は世界的にも質が良いことで評価を受け、海外からも注目されているほどですから、必要以上に警戒することはありません。
ただ事前の情報収集は念入りに行うことは納得のいく買い物をするという点からも是非心掛けておくべきだといえるでしょう。中古車の品ぞろえは、人気の車種の傾向はあるものの販売店によって少しずつ異なりますから、思わぬ掘り出し物と出会えるかもしれません。その楽しみも中古車探しの醍醐味です。それを見極めるためにも、ある程度の車の知識が必要となってきます。見えるところの傷や凹みを見極めて、販売価格と照らし合わせて妥当かどうかを判断する必要があります。初めてかう中古車の場合には失敗するかもしれませんが、その点も考慮した上で中古車選びをしたいものです。カーナビやカーステレオなどの備品についても要チェックです。最新のシステムにこだわりたいタイプであれば、中古車は物足りなく感じるでしょう。使えればいい程度の認識ならば、装備のグレードを落とすだけでも販売価格が下がりますので検討してみてはどうでしょうか。エアバックなどの安全に関わる備品についてはとくに入念に確認しておくべきです。
また、中古車市場にはだいぶん昔の車などが出てくることもあります。古い型の自動車にあこがれているマニアなどにとって、中古車は魅力的です。もう廃版になってしまった古い自動車を自分で整備もしながら乗り回すことができれば、実用的であると趣味への欲求も満たしてくれて一石二鳥です。
購入手続きと必要なもの
インターネットで情報を収集したり、中古車販売店を巡ってこれだと思う車を見つけたらいよいよ購入手続きに入ります。お金を支払えばおしまいというわけにはいきません。中古車の購入手続きとは購入契約を結ぶことです。お金以外にも必要になるものがいくつかあります。
書類に関しては販売店で用意してくれていますが、そこに捺印する実印は購入者が用意しなければなりません。実印と合わせて、印鑑証明書も必要です。役所で即日発行してもらえますので用意しておきましょう。また発効日から三か月以内は有効ですので、前もって用意しておいても構いません。他に自動車車検証が必要です。中古車の場合は販売店側が保険していることが通常です。納車されたあと、受け取った車検証の使用者、あるいは所有者の欄に自分の氏名が記載されているかどうかを確認しておきます。任意保険に入るつもりであれば、車検証の写しが必要となります。
車を所有する以上は、どこかに車を留めておくスペースは必要不可欠です。自分の家の駐車場か、賃貸の駐車場かによって必要とされる書類は変わりますが、販売店かまたは警察署は行けば入手することができます。自分の駐車場を持っている場合には、だいたいにおいて販売店側が必要な手続きを代行してくれますが、賃貸契約で駐車場を借りる場合には、駐車場の管理会社の署名と捺印が必要ですから、自分で手続きをしなければなりません。販売店が手続きを代行してくれる際には手数料が発生します。手続き代行費用を節約したい方は、自分の駐車場の場合でも代理店にまかせず自分で手続きに行くとよいですが、土日には受付がなく平日に手続きをしにいかなければなりませんので、注意が必要です。車庫証明の申請はそれほど難しくはありません。車庫証明申請書と保管場所標章交付申請書に必要項目を記入して、土地使用に関する権利関係を証する文書を用意します。これは申請する保管場所を誰が使用するかということを記した書面です。
さらに保管場所の所在地がわかる地図などを用意します。写しで構いません。保管場所の内部がどのようになっているか記した配置図も揃えます。これらの書類と実印を持って警察署へ行けば一週間から十日以内に申請書が交付されます。一切の購入手続きがすめば、晴れて車は貴方のものです。
購入後のメンテナンスで長持ちさせる
納車が完了し、一部かあるいは全額代金を払い、購入手続きがすんだら、買った車は自分のものになりました。毎日の通勤通学やスーパーへの買い物、家族との旅行など、おおいに活用するとよいでしょう。
中古車を購入してマイカーにしたあとは、少しだけ新車よりも注意を払っておくべきことがあります。メンテナンスです。一日二日走ったからといって調子が悪くなったりはしませんが、走行距離が長かった中古車や、年式が古い中古車は売りに出す前に販売店がきれいにしていたとしても故障する可能性は新車よりはあると考えるべきですし、消耗品の交換時期も短く見積もっておく方がトラブルを避けることができます。とくにエンジンオイルの交換と、冷却水の交換には注意します。中古車の場合には冷却水は全取り換えが好ましいです。基本的に一年に一度の交換を心掛けるとよいでしょう。ミッション車は少なくなってきましたが、ミッションオイルの交換もしておく方が望ましいです。バッテリーも消耗が激しい部品の一つですので、できれば中古車購入後に撮り合える方がよいです。
それ以外にもブレーキまわりや、パワーステアリング関係、ワイパーゴミなど気をつけておくべき個所は複数あります。普段の走行中からつねに車に異常がないか気を配り、異音がしたりする場合にはすぐに点検すると事故防止につながります。日本の中古車は質がよいですが、どのような経緯で中古車業界に流れてきたかを、購入者がすべて把握できるわけではありませんから、安全に、長く使用するために、購入後のメンテナンスは疎かにするべきではありません。もしも購入した車に保証書が付いていれば、購入後に不具合が発生した場合、販売店が無償で修理をしてくれます。保証の内容はそれぞれ異なりますから、保証書があるなら詳しく目を通しておき、どのような不具合が保証対象になっているのかを把握しておきましょう。
トラブルではなく、購入後に新たに自分で装備を付け加えたい人もいるでしょう。社外アフターパーツについては専門誌や専門店がありますから、そちらで探してみることをおすすめします。中古の純正パーツもあります。販売店などで問い合わせるか、パーツの専門店で尋ねてみるとよいでしょう。メンテナンスをして安全に気を配り、好みのパーツを取り付け、楽しい中古車ライフを送りましょう。
「今すぐ売るつもりはないとしても…。
売却したい車を所有していると言うのなら、先ずは車の査定相場を調べておきましょう。もっとも高い価格と買取相場を認識していれば、査定をしてもらう際にも有利になると言って間違いありません。
手間なくマイカーを換えたいと言って買取専門業者に売ってしまう方が散見されますが、実は車の下取り価格の方が買取価格と比較して高くなる場合が稀ではありません。
車検が切れるか切れないかという時期に専門の業者に査定を申し込むと、足元を見られやすくなります。なるだけゆとりを持って、車検がなくなる直前ではない時期に車の売却を検討すべきです。
「車のローンが完済されていないため売却することができない」と思い込んでいる人はいませんか?でも何も心配する必要がありません。ローンが完済されていない状態でも、車を売ることは叶うのです。
オンライン査定を駆使すれば、容易く自分の車が幾ら位の価格が付くのかがわかるでしょう。本当に査定依頼する前にサーチしておけば、業者が提示してきた金額が妥当なのかどうかがわかるはずです。
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完全初心者でも大事にしている車がどれくらいの値段になるのかを容易に知覚する方法があるのですが耳にしたことございますか?ネットを介してラクラクできるオンライン査定は即座に結果を手にすることができるので便利です。
車一括査定サービスを利用したら、全国に支店網を持つ業者以外に、中規模や小規模の業者からも査定を受けられます。色々な業者の査定結果を比べることができるのがおすすめする最大の理由です。
口コミなどで評判が良くなくても、実際買取り金額が満足できるレベルではないかどうかは分からないものです。現実に査定結果をもらってから、車買取業者を比較することが重要です。
故障の為に運転することが叶わない車だとしても、一先ず事故車買取に出しましょう。運転不能だからと廃車にするのは、お金を蔑ろにしているのと一緒だと言って間違いありません。
結構由々しき状態の車だったとしても、業者側の立場から見たら現金に見えたりするものです。自分一人で相場を決め付けたりしないで、車買取相場を確認することから始めるべきです。
「事故車買取をする業者なんかないでしょう。何しろエンジンが回らない車だし!」と思い込んでいるかもしれませんね。事故車だとしても進んで買い取りするという業者は何社かあるので安心してください。
車を売るに際しては、当然と言えば当然ですができる限り高い価格で買い取りして欲しいと考えるものです。相場を認識したいなら、名乗らないで車の査定をするのもひとつの方法だと思います。
「車を売る予定なら、買取と比べて下取りに出す方が高くなることが多い」ということを頭に入れておいてください。次も同じメーカーの車を選ぶと思っているなら、車の下取り価格をリサーチすることが肝要です。
事故を引き起こしたせいでエンジンが掛からなくなった車でも、廃車にすることは考えないでください。廃車にするくらいであれば、事故車買取業者に引き取って貰うことを考えてください。
「今すぐ売るつもりはないとしても、それほど遠くない将来車を売却したい」という考えをお持ちなら、車買取相場を今のうちにチェックしてみてください。査定をお願いするだけで、現実には売却しなくても問題ありません。