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中古車比較のポイント 選び方で失敗しないためのチェックポイントと注意点


近くで確認すること

中古車を販売店で確認する時には、まずは遠くからチェックをしましょう。できれば、日中の晴れている時を見計らって、チェックをすることをお勧めします。そうすると、ボディのゆがみや傷、ちょっとしたへこみもきちんと確認をすることができるはずです。遠くから自動車全体をチェックすることができたら、今度は近くから中古車の状態についてチェックをするようにしましょう。
まずフロントフェンダーとバンパーの所を確認してみましょう。フロントフェンダーとバンパーの所には、隙間があると思います。この隙間が左右で均等を保っているかどうか、確認をしましょう。もしどちらかの方が隙間が狭いということになれば、事故歴を持った中古車であることが疑われます。またランプカバーの所もチェックしてみると良いでしょう。ランプカバーの所に水滴が入ってきていないかどうか確認をしましょう。水滴が入っているかどうかは、中古車を購入した後の車検に影響をもたらす可能性があります。もし水が入っている場合には、車検を通すことができなくなってしまいます。カバーの内側に水滴が入っているということは、ランプのどこかにひびが入ってしまっている可能性があります。もしどうしてもその中古車を購入する場合には、カバーの所の修理をしてくれるかどうか、確認をしておきましょう。
またタイヤの状態もきちんと確認をしておくべきです。タイヤが片減りをしているということはないかどうか、確認をしてみると良いでしょう。中古車である以上、ラバーの所が多少摩耗をしているのは仕方がありません。全体的に同じくらい摩耗をしているのであれば、気にする必要はありません。しかし片方の所が異常に摩耗をしているのであれば、アライメントが狂っていることが原因の可能性があります。その場合には、まっすぐ自動車を走行することができない可能性があります。
もし全体的に摩耗をしていても、タイヤの溝がほとんどなくなってしまっている場合には、タイヤの交換をしてくれるかどうか確認をしておきましょう。優良な中古車販売店の場合、無償でタイヤの交換をしてくれる場合もあります。タイヤを自分で交換することになると、結構コストがかかってしまいます。下回りの所も確認しておきましょう。ボディの所はきちんと修理をしていても、した周りの所には、痕跡が残っていることが多いので、チェックポイントになります。

エンジンルームを見ること

もし気にいった中古車を見つけた場合には、ボンネットを開けて、エンジンルームの状態について、確認をすることです。ボンネットの内部は、自動車の状態をチェックするには、いろいろな情報が詰まっていると思ったほうが良いです。では、エンジンルームで、どのような所をチェックすればいいのでしょうか?まずエンジンルームの色について、確認をしましょう。
普通の自動車は、エンジンルームの内部もボディカラーと同じ色をしているはずです。もし異なる色になっている場合には、全塗装をする必要があった、もしくは修復歴がある自動車を疑ってかかる必要があります。ただし、一部車種の中には、新車の時点で、異なるカラーにしている場合もありますので、注意する必要はあります。エンジンの上の部分もしくは外周の所にオイル漏れが起きているかどうかについてもチェックをすると良いでしょう。
ただし、多少のオイル漏れであれば、中古車であればほとんどの車種で起きている可能性があると言われています。しかしもしオイル漏れがひどそうな中古車である場合には、その中古車の購入は控えるべきと言えます。またやけにエンジンルームが新品のようにきれいな場合でも、逆に疑ってかかった方が良いでしょう。現在では、エンジンルームクリーニングとも言われていますが、エンジンルームをきれいにすると言うことをしている販売店もあると言われています。きれいすぎると言うことは、クリーニングをしている可能性があります。エンジンの状態を確認するためには、実際にエンジンをかけることでチェックをしたほうが良いでしょう。
またエンジンルームの所には、いろいろなベルトがあると思います。中にはボンネットから触れることができるようなベルトもあると思われます。もし触れることができるベルトがあれば、そのベルトを実際にさわって、状態を確認することをお勧めします。ベルトの弾力がどのようになっているのか、確認をしましょう。またひび割れを起こしていないかどうかもしっかりと確認をすることです。ちなみに走行距離が7万kmを超えているような中古車の場合、ベルトはかなり劣化している可能性が高いです。交換をしておくことをお勧めします。車種によって異なりますが、工賃の目安は4万円前後と言われています。ただし、チェーン仕様になっている中古車もありますので、その場合には触らないように注意しましょう。

バッテリーの確認をする

通常中古車販売店では、納車をする時に、バッテリーについては新品のものと交換をしている可能性が高いです。しかしすべての販売店でというわけではないので、交換をしてくれるかどうか、営業マンの人に確認をしておくことをお勧めします。ちなみにバッテリーを購入する場合には、カー用品店に行けば、いろいろと販売されています。ちなみに商品を比較すると、格安料金で提供されているようなバッテリーもあります。しかしこのような格安料金で販売されているバッテリーは、性能に劣る所があります。特に雪国で自動車の運転をする場合には、格安のバッテリーを購入するのは控えた方が良いでしょう。
性能の悪いバッテリーの場合、寒い所では始動が鈍くなってしまったり、耐久性能が高くないことが多いので、雪国にはマッチしていないケースが多いのです。もしバッテリーを自分で購入する場合には、純正規格をクリアしているかどうかをきちんと確認しておくことをお勧めします。純正規格に達していない場合には、そのバッテリーは購入すべきではありません。雪国や寒冷地で自動車を運転する場合には、大型の寒冷地仕様車に搭載することを想定している商品があります。このようなバッテリーに交換をしておいた方が、冬場でもトラブルを起こすことなく走行をすることができるはずです。もしも1年間の期間限定で寒冷地で自動車の運転をする場合には、格安のバッテリーを購入したとしても、十分に持たせることも可能になるでしょう。
ボンネットのエンジンルームの周辺には、ゴムで構成されているパーツがいろいろとあると思われます。このゴムのパーツですが、確実に経年劣化を起こしてしまいます。そこで、きちんとゴムの状態がどのようになっているのか、中古車の場合には確認をすることをお勧めします。もしゴムの弾力が失われていると判断できる場合には、交換をすることができるかどうか、中古車販売店のスタッフに確認することをお勧めします。ちなみにゴムのパーツの劣化について、素人では判断をすることが難しいのではと思っている人もいるかもしれません。確かに最初のうちは、ゴムを実際に手で触ってみても、なかなかピンとこないこともあるかもしれません。しかしいろいろな中古車のゴムを実際に触っているうちに、劣化しているゴムとはどのようなものか、何となく分かってくると思います。ですから、できるだけ多くの中古車のゴムを触ってみることをお勧めします。

車内の確認をする

自動車の車内には、その中古車がどのようなコンディションになっているかを知るヒントがいろいろと隠されています。そこで、きちんと気になる中古車は内部も確認をするべきでしょう。まず走行距離と自動車の内部の状態を比較することが重要です。そのためには、オドメーターの走行距離を確認して、プライスボードに記載されている走行距離と一致しているかどうか確認をしましょう。もし一致をしない場合には、どうなっているのか、スタッフに確認をすべきです。オドメーターと走行距離が一致をしているとしても、それだけで安心をしてはいけません。
一部の悪質な中古車販売店でしかやっていませんが、メーター戻しと言って、不当にメーターの走行距離を少なくしている所もあります。ちなみにメーター戻しをしている車種ですが、スポーツカータイプのものが多くなる傾向があると言われています。もしスポーツタイプの中古車を購入しようと思っているのであれば、注意をしたほうが良いでしょう。まずこのような中古車の車内をチェックする時には、メーター周りにあるインパネの状態について確認をしてみると良いでしょう。もし細かな傷が付いているとしたら、インパネの所をドライバーなどを使っていじっている可能性があります。と言うことは、メーターの内部をいじった、すなわちメーター戻しをしている可能性が高いです。もしメーター戻しをしているということになれば、結局その中古車の走行距離がどれくらいなのか、知ることができません。スポーツカータイプの自動車の場合、走り屋の人が元のオーナーで、結構な走行距離を走っている可能性も考えられます。ですから、メーター戻しが疑われる中古車は購入すべきではありません。
またシートベルトの所もチェックしてみると良いでしょう。もしシートベルトが正常に機能をしない場合、過去に激しい衝突をしたことがある中古車で、その名残と考えることができます。激しい衝突をした、事故歴のある中古車の場合、シートベルトを替えている可能性もあります。シートベルトを伸ばしてみて、戻りが遅かったり、シートベルトをすべて伸ばしてみると「交換」というステッカーが出てくるような中古車は購入を控えるべきでしょう。またシートベルトの所に、水でできたようなシミが残っている中古車についても注意すべきです。そのような自動車は、元は冠水車だった可能性があるからです。

走行距離の少ない自動車

一般的に走行距離の多い中古車は購入しないほうが良いと言われています。自動車は精密機械なので、長く運転をすればするほど、内部が劣化してきて故障をするリスクが高まってしまうからです。では、走行距離が少ない中古車が良いかと言われると、必ずしもそうではないということも理解しておきましょう。走行距離が少なければ、新車と状態が変わらないのでいいのではないかと思っている人もいるでしょう。
走行距離の少ない中古車で、販売されてからまだ月日が経過をしていない自動車、新古車と呼ばれる実質上は新車ですがすでに登録をしているような中古車であれば、それほど気にする必要はないでしょう。問題なのは、新車登録をされてから、それなりに月日が経過しているにもかかわらず、走行距離が少ない中古車についてです。このような中古車の場合、前のオーナーは週末しかドライブをしないとか、ドライブをする時だけで、めったにその他には自動車を動かしていないということを想定できます。このようなめったに走らせていない中古車と言うのは、コンディションを逆におかしくしてしまう傾向があります。特にマフラーの所に、症状が現れやすくなると言われています。マフラーの所にさびや腐食が起きやすくなるのです。走行距離の少ない自動車の方が、マフラーのさびや腐食が起こりやすくなると言われると、ちょっと意外な感じがする人もいるかもしれませんね?
マフラーの所は、自動車を動かしている場合には、排気ガスの通り道になります。では、走行をしていない場合、マフラーには何が詰まっているでしょうか?それは、空気です。学生時代学んだことですが、空気には酸素や窒素、二酸化炭素とともに、水も含まれています。つまり、マフラーの所に空気があると言うことは、水分に常に触れるような状況下にあると推測することができるわけです。ちなみに水分ですが、マフラーパイプの一番低い所にたまりやすくなっています。このため、マフラーパイプの一番低い所がさびつきやすくなってしまうのです。
逆に定期的に自動車を動かしている場合、定期的に排気ガスが行き来することになります。排気ガスは高温で発せられる期待ですから、水分も熱せられた蒸発をしてしまいます。このため、パイプの所に水分がたまりにくくなり、逆にさびや腐食が起きにくくなるわけです。中古車を購入する時には、マフラーの状態を確認すべきです。

整備記録簿の確認

整備記録簿と言うのは、基本的にどの自動車にも付いている書類です。自動車のコンディションがどのようになっているかを知るための重要な情報がいろいろと記載されています。私たちからしてみると、病院にあるカルテのようなものと思ってください。整備記録簿の残っていない中古車は、自動車の状態を正確に把握できなくなります。機械である以上、どの自動車にも故障をするリスクがありますので、整備記録簿のない自動車は購入すべきではありません。ところで整備記録簿があるとして、具体的にどのようなことをチェックすればいいのでしょうか?
基本的には、いつどのような整備を過去に行ってきた中古車であるかということを確認しましょう。自動車はいろいろなパーツで構成されていますが、その中には消耗品も多数含まれています。消耗品は定期的に交換をする必要があります。エンジンオイルやファンベルト、タイミングベルトと言ったパーツは、消耗品の中に属していますので、交換をきちんと行っていないと、その中古車はかなり劣化が進んでしまっていると推測できてしまいます。特に走行距離がそれなりに膨らんでいる中古車の場合、消耗品の交換をきちんとしているかどうか、整備記録簿で確認をする必要があります。
特にパーツの交換をしているかどうかでチェックすべきポイントは、以下の数点についてです。まずはクーラントと言いますが、ラジエーターの冷却水を定期的に交換しているかどうかについてです。クーラントを交換するのは、何も劣化をするから交換をすると言うだけではありません。ラジエーターの内部やホースなどの掃除や洗浄をするために交換をしておいた方が良いという側面もあります。交換をする必要がないと言う人もいることは確かです。しかしクーラントを好感しないことで、クーラントが劣化を起こします。すると、内側に錆ができやすくなってしまいます。その結果、腐食を引き起こしてホースに穴があき、水漏れが起きる可能性があります。
実際に交換をしていない自動車の方が、水回りのトラブルが起こりやすいと言われています。水漏れが起きているということは、エンジンをきちんと冷却することができないことを意味します。結局エンジントラブルを起こす危険性が高まることになるわけです。またブレーキオイルの交換もしているかどうか確認をしましょう。ブレーキオイルの交換をしていないと、パッキン類の劣化が進み、オイル漏れが起こりやすくなって、ブレーキの鮮魚がしにくくなる可能性もあるからです。

整備記録簿の注意点

整備記録簿の付いている中古車の中から、購入する自動車を選ぶというのは、中古車比較の中でも基本中の基本です。ただし、整備記録簿がある中古車はすべて安全かと言うとそうでもないということも頭の中に入れておく必要があります。どういうことかと言うと、整備記録簿を偽造していたり、改ざんをしていたりすることもあるからです。もちろん一部の悪質な中古車販売店が行っているだけなので、それほど数が多いというわけではありません。しかしそのようなことを行っている所もあることはあると言うことを頭の中に入れておいてください。
整備記録簿の偽造や改ざんをしていないかどうか確認をするためには、まずは新車時の保証書が整備記録簿には付いているはずです。この証書をチェックしましょう。整備記録簿の最初のページの所に保証は付いていると思われます。保証書の所には、新車時の名前やナンバー、車体番号が記載されているはずです。名前の所に何も書かれていないとすれば、その整備記録簿は改ざんをされている可能性が高いと推測することができます。ただし現在は個人情報保護と言うことが、どの業者でも徹底されている傾向があります。
このため、名前の所には上からシールが貼ってある可能性が高いです。しかしそれでも、車体番号やナンバーについては目に見えるような状態になっているはずです。車体番号については、ボンネットの中にあるエンジンの形式やカラー番号などで確認をすることができます。この番号ときちんと一致しているかどうか確認をしましょう。車体番号が付いている所ですが、メーカーによって変わってくることがあります。もし見つからないと言う場合には、遠慮をする必要はありません。「車体番号がどこについていますか?」と営業マンの人に確認をしましょう。しかしぶしつけに質問をして、相手に悪い印象を持たれるといけないので、「前に全然違う自動車の整備記録簿を見せられたことがあるので、申し訳ないですが確認させていただけませんか?」と言った感じで、丁寧に言うことをお勧めします。
新車の保証書をどこで発行しているかについても確認をしましょう。ディーラーになっているでしょうか?通常はシールもしくは印字になっていると思います。もしボールペンで手書きになっている場合には、疑ってかかった方が良いでしょう。特にほかの文字と明らかに違う自体になっている場合には、注意が必要です。連絡先を確認して、電話をかけてみましょう。

整備記録簿の見分け方

中には偽造をした整備記録簿を渡される場合もありますので、ただ単に整備記録簿があるという事実だけで安心をしてしまうのは、時期尚早です。信用できる、本物の整備記録簿かどうかを見分けるためにはどのようにするのが良いのでしょうか?そのためには、整備記録簿の花壇の真ん中あたりの所に注目をしてみましょう。ここには、実際に中古車の整備をした会社の名前を記入する欄があります。ここに整備をしたお店のゴム印、もしくはプリンターを使って印字がなされている場合には、まず本物の整備記録簿であると信頼をしても良いでしょう。手書きで書かれている、聞いたことのないようなお店の名前が書かれている場合には、偽造されている可能性を疑ってかかる必要があります。
また整備記録簿が本物かどうか確認をする方法として、指定番号や認証番号が記載されているかどうかというポイントもあります。もし指定番号や認証番号について記載されているのであれば、まず本物の整備記録簿としてとらえて問題はないでしょう。指定番号や認証番号とは、整備事業所の認定を陸運局できちんと受けていることの照明になります。特に指定番号がある整備工場であれば、その信頼性は高いということができます。指定番号を持っている整備工場のことを指定工場と呼びます。指定工場とは、民間の車検場としても機能をしていて、そこで車検を通すこともできるような工場であることを指します。ちなみにディーラーですが、民間車検場の資格をほとんどの所が持っていると認識してもらって差し支えないでしょう。
ちなみに認証番号を持っている所は認証工場とも呼ばれています。認証工場では、車検を通すことはできません。しかし自分の所で整備をすることはできます。しかも車検の方は陸運局にまでもっていって、検査を受けることになります。認証工場でも、きちんと整備をしているということは証明できます。しかし整備記録簿に記載されている認証番号や指定番号、書かれている工場の名前自体のでたらめである可能性も払しょくをすることはできません。そこで、整備工場と言われている所がきちんと実在をしているかどうかについては、確認をしておきましょう。現在は工場もホームページを持っていることが多いです。そこで、インターネットで検索をしてみるのも良いでしょう。もしくは、タウンページなどを使って実在するかどうかも確認すべきでしょう。

新古車を購入する

いろいろと中古車情報を調べていくと、新古車と言う商品が販売されていることもあります。新古車は「未使用者」と言う風に掲載されていることもあります。新古車とは、事実上は新車と一緒の中古車を指します。しかしすでに新車登録をしてしまっているので、純粋な意味での新車ではなく、新古車と言う扱いを受けることになります。例えばディスプレイもしくは市場のために新車登録をしている場合もあります。この場合、多少は走行距離が出ているかもしれませんが、ほとんどレベル的には新車と変わりません。また中古車販売店の中には、販売台数のノルマを課しているような所もあるかもしれません。ノルマをクリアできそうになかった場合には、新車登録をとりあえずしてしまって新古車扱いにしてしまうこともあります。中古車業界では特に、3月とか9月と言った決算の時期になると、より多くの新古車が出回ることになります。
新古車は中古車として、新車とほとんど変わらないような自動車を購入することができると言うメリットがあります。しかし新古車であれば何でもお買い得とは限らないということを注意すべきです。まずは価格を必ずチェックするようにしましょう。現在の新車ですが、国産車を中心に、かなりリーズナブルな価格で購入することができるような新車もあります。新古車を購入した所、新車で煮たような車種で同じくらいの価格、もしくはより安い価格で購入することもできると言うケースもあります。ですから新車と比較して本当にお買い得な新古車なのかどうか確認をすることが重要です。
また新古車を購入することができる店舗が少ないということにも注意をしたほうが良いでしょう。簡単に言ってしまうと、中古車販売店では、新古車を取り扱うことを嫌がる傾向があるからです。新車同然の自動車を中古車の割引価格で販売しないといけません。すなわち、どうしても利益が薄くなってしまうので「売るだけ無駄」という意識が販売店にはあるわけです。もし新古車を購入したい場合には、販売店に直接聞いてみるといいでしょう。「このようなタイプの新古車を探しているのですが、見つけてもらうことはできますか?」と言った感じで、質問をすることです。もしお客さんからの注文と言うことになれば、販売店も動いてくれます。もうけは少ないかもしれませんが、確実に利益を手にすることができるからです。

ボディーカラーに注意すること

最近では、インターネットなどを通じて、いろいろな中古車情報を仕入れることができるようになってきました。そこで、中古車を比較する時のポイントを素人でもいろいろと知ることができるようになってきています。その中でも広く知られるようになってきているのが、同じ車種や中古車のコンディションでも、ボディーカラーが異なるだけで大きく価格が変わってくるという点です。オートオークションと言う、中古車販売業者が利用することができるオークションがあります。そこの情報を見てみると、ボディーカラーによる価格差がはっきりとお分かりになるでしょう。
例えば、似たようなオークションの開催日に、同じ年式で、同じ走行距離、同じグレード、装備も一緒、コンディションも似たり寄ったりの中古車が出品されていたとします。人気のあるボディーカラーと人気のないボディーカラーとでは、価格差が30万円程度も変わってくることも往々にしてあると言われています。オークションの価格は、時間とともに変化をしますが、出品された日がほとんど一緒であれば、時間と言うよりも、ボディーカラーの方が価格差をつけている大きな要因と言うことができるはずです。
現在の所、人気の高い色は黒やシルバー、ホワイトと言ったボディーカラーをした自動車と言われています。無難な色と言うことが共通しているので、万人がほしいと思うので人気が高くなる傾向があるようです。逆に原色系の色をした自動車と言うのは、好き嫌いがはっきりと分かれ、しかも好きと言う人の方が少数派になってしまう傾向があります。このため、価格的には安くなってしまう傾向があります。もし色について、深いこだわりを持っていないと言うのであれば、ボディーカラーで購入することも検討してみましょう。しかしボディーカラーで購入する場合、購入した中古車をどうするかによっても判断が変わってきます。
もし購入した中古車は乗りつぶすつもりでいる、もしくはいずれは売却を検討しているけれども、別に売却益についてはたいして期待をしていないと言うのであれば、人気のないボディーカラーの中古車を購入した方がコストを安くすることができます。しかしもし中古車をいずれは売却をして、その売却益を使って自動車の買い替えを検討しているのであれば、黒などのリセールバリューのある中古車を購入する必要があるわけです。


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